地域ぐるみの高齢者らの支援につなげていこうと、御坊市はことしも各地区での懇談会をスタートした。
 地域の民生委員と地域包括支援センター、在宅介護支援センター職員が参加し、地域の課題等についてざっくばらんに話す機会として昨年から取り組んでいる。ことしは社会福祉協議会職員も参加。初回は野口地区で開かれ、地区ごとの人口や高齢化率の説明、認知症事業や今後の取り組みを紹介したあと、それぞれの立場で地域の連携の必要性を訴えた。参加した民生委員からは「互いの立場や役割がよくわかった」「これからも行政と協力して高齢者が安心して暮らせるまちづくりをしていきたい」などの声が聞かれた。塩屋地区でもすでに開かれ、7月は2日に藤田、6日に名田、13日に湯川、16日に御坊地区で開く。