日高高校の生徒会(辻汰輝会長)は、昨年10月のアジア高校生フォーラムの参加国として友好を深めたネパールでの大地震発生を受け、21日から校内で義援金を募っている。6月7日には小竹八幡神社周辺で行われる「ごぼう商工祭2015」で一般向けに募金箱を設置。「仲良くなったネパールの人を助けたい」と協力を呼びかけている。
 ネパール地震は4月25日、ガンダキ県ゴルカ郡サウラパニを震源として発生した地震。8000人以上が死亡している。日高高校は昨年10月、アジアの16カ国・地域の高校生を集めて御坊市民文化会館でフォーラムを実施し、環境や文化について意見を交換した。ネパールからもフロレセンス校の男子生徒1人、女子生徒1人、付き添い教員1人の3人が参加していた。地震発生後、当時の稲葉真実生徒会長らが3人にフェイスブックなどを使って安否を確認。約1週間後に3人の無事が確認されたが、学校周辺でも大きな被害が出たと予想されるため募金活動に向けた準備を始めた。生徒会が辻会長の新体制に代わったあと、21日からホールや図書館など校内4カ所に募金箱を設置した。辻会長、岩﨑弘将副会長をはじめ、稲葉前会長、役員の黒祖友夏さん、丸井瑞穂さんらを中心に全校生徒に呼びかけ、次々と善意金が集まってきているという。
 商工祭では日高高校から参加する美術部、書道部、茶道部のブースに募金箱を設置する。集めた義援金は大使館を通じてフロレセンス校に送る。生徒たちは「日本に来た3人は元気で話しやすく、面白かった。無事でよかったです」と話し、「少しでも助けになるよう、多くの皆さまからの協力をお願いします」と呼びかけている。この活動には御坊ロータリークラブ、保護者会の双成会、同窓会、上田優人校長の母校早稲田大学OBでつくる稲門会(とうもんかい)も協力している。