梅の主産地、みなべ町と印南町で小梅の収穫が始まった。JA紀州には受け付けを始めた17日に728㌔が運び込まれ、京阪神の市場に送られた。病害虫の影響も少なく、品質は「まずまず」だという。生育は平年並み。21日から古城梅、27日から主力の南高梅の出荷受け付けが始まり、本格的な収穫シーズンとなる。
 小梅は主力商品の南高梅の交配樹として栽培されていることもあり、作付け面積は全体的にはごくわずか。当地方で栽培されている梅の品種の中では最も収穫時期が早く、梅収穫シーズンの幕開けとなる。
 昨年の出荷は18日からで、ことしは一日早い。初日は温暖な気候の平野部などを中心に収穫された。みなべ町気佐藤地内の統合選果場では選別機でサイズ別に分けるなどの作業が行われたが、栽培量が少ないことやまだ出荷初日ということもあり、農家の姿はまばらに見られる程度だった。選別された小梅は4㌔入りの箱に入れて出荷された。JAによると「Lサイズ中心で、いまのところ目立った病害虫被害は見られない」という。山内の男性(52)は「もうすぐ南高梅の収穫が始まる。忙しくなりそうだ」と話していた。
 JA紀州の昨年の小梅の販売実績は16㌧で、ことしの目標は15㌧としている。