美浜町三尾の海岸は22日、アワビ等の貝類とひじきの漁が同時に口開け(解禁)となり、午前11時の町防災無線のチャイムを合図に、組合員らが海へと繰り出した。
 ことしは天候不順で貝類、ひじきとも当初の口開け予定日からずれ、例年に比べて遅い解禁となったこの日は天気はよかったものの少し波があり、海のコンディションはいまいち。通称「畑(はたけ)の下」と呼ばれる海猫島前の磯はほとんどがひじき狙いの人たちで、ウエットスーツの組合員も、「午後になってもっと潮が引かないと、うまく刈れない」と苦笑いだった。
 組合員が刈ったひじきは海岸や自宅で乾燥させてから組合に出荷され、梅雨明けから組合の小屋で塩抜き、蒸し上げ、乾燥の加工作業がスタート。出来上がったひじきは予約を受けた全国の顧客に販売され、地元ではカナダの親類に送る人も多いという。