端午の節句を前に、ことしも美浜町和田東地区の子ども広場に、こいのぼりが登場。22日にはひまわりこども園の園児たちがひもを引っ張ってお手伝いした=写真=。
 子どもたちの健やかな成長を願って揚げ始めて10年目。地区の住民から提供してもらったこいのぼりと、ことしは年中、年長児合わせて84人がビニールと色紙で手作りした1匹も加わった。
 風の強い一日となったが、広場を訪れた年中、年長児は若野博一区長らと一緒にひもを引っ張って揚げると、「やった、揚がった揚がった」と大喜び。バンザイしたり、こいのぼりの歌も披露し、元気な声が響き渡った。6月5日まで、雨の日などを除いて揚げる。若野区長は「最近は大きなこいのぼりを揚げる家庭も少なくなったので、気軽に見に来てほしい。子どもたちがすくすく育つことを願っています」と話していた。