高速道路印南サービスエリア(SA)を運営する日高観光物産センター㈱(社長=日裏勝己印南町長)は、平成26年度の売り上げをまとめた。上り(大阪方面)施設は1億5800万9957円、下り(白浜方面)は9349万7058円。上下施設とも前年度より1割程度ダウンしたが、上りは7年、下りは5年連続目標額を達成。また今月中に上り施設のリニューアルオープンを控えており、本年度の売り上げアップが期待されている。
 上り施設の売り上げはオープンした18年度が9186万9990円、19年度が1億3375万1649円、20年度が1億5765万6054円、21年度が1億7711万6655円と年々増加。22年度は1億7446万1156円、23年度は1億7489万4686円、24年度は1億8459万1903円、25年度は1億8105万7149円とほぼ横ばいながらも目標額の1億5000万円をクリア。26年度は前年比2304万7129円(約13%)ダウン。物産販売、自販機、食堂ともに減少しており、消費税増税、ETC割引の廃止・縮小、夏期の悪天候、施設工事などが影響したと見られている。
 下り施設はオープンした22年度が8788万8032円、23年度が1億33万9906円、24年度が1億460万6945円、25年度が1億258万9168円。26年度は前年比909万2110円(約9%)ダウンしたが、目標額の8000万円を上回った。
 同センターの上り施設は、現在リニューアルを進めており、工事はすでに完成。23日にも営業を開始し、29日にオープニングセレモニーを行う。3月の仮営業開始以降、すでに売り上げが増加しており、リニューアルオープンによりさらなる売上アップが期待されている。