茨城県鉾田市の海岸で10日、156頭のイルカが打ち上げられたことが話題になっている。東日本大震災が発生した2011年3月11日の1週間前にも鉾田市の隣の鹿嶋市の海岸に約50頭のイルカが打ち上げられていたことから、インターネット上などでは「大地震の前兆では」という声が飛び交っている。
 さまざまな報道を見ていると、明確な原因はわかっていないようだ。ただここまでの数はないもののイルカが海岸に打ち上げられることはそう珍しくないとのこと。また過去にも多数のイルカが打ち上げられる出来事があったが、そのたびに大地震が発生しているわけでもないというので、今回のイルカの打ち上げも大地震の前兆と無関係の可能性も大いにあるとのことだ。
 真意はわからないものの、大地震の前兆は、何かとよく言われている。空に長い帯状の地震雲が現れたり、普段見かけないネズミが大移動したり、冬眠中の生物が起きたり、魚が水面に浮きだしたり、また電化製品にノイズが入ったりと。もちろんこれらの出来事が起こったからと言って地震が発生しているわけではないが、昔からよく言われていることは事実だ。
 以前県内では「過去の地震を的中させた人が近いうちに大地震が来ると予想した」という噂が広まった。もちろんそんなことは起きなかったが、一時的に乾電池や防災グッズ、備蓄食料などが売れたという。前兆と言われている事象が発生するたびに騒ぎ立てるのはどうかと思うが、一時的にでも防災意識が高まり行動に移すことができれば、結果的に役立ったことになるかもしれない。もちろんこういったことに関係なく、日ごろから備えておくことが一番なのだが。     (城)