日高地方の各小学校で23日、卒業式が行われ、6年生たちが思い出と希望を胸に学びやを巣立った。
 切目小学校(洲﨑久和校長)では体育館で行われ、16人が卒業。一人一人に卒業証書が手渡された後、洲﨑校長が式辞。二宮金次郎が幸せを例えた「たらいの水」を紹介。「水を自分の方に集めようとすると手からすり抜けて反対側にいくが、水を自分とは反対側に寄せると跳ね返って自分の方にくる。皆さんは学校での活動を通じて、喜びを与えることで自分に幸せが来ることを学びました。これからも人のため、みんなのため、将来は社会のためという気持ちを持ってください」とエールを送った。
 この日、日高地方では24日に行う日高川町の寒川第一小学校を除く31校で実施。卒業生は寒川第一小学校も含め788人となっている。