中小企業の従業員とその家族ら約3600万人が加入する国内最大の医療保険、全国健康保険協会(協会けんぽ)の平成27年度都道府県別保険料率が決まり、和歌山支部の健康保険料率は協会けんぽ発足以降初めて引き下げられることになった。
 保険料率は都道府県ごとにかかった医療費を反映させて算定。来年度の全国平均健康保険料率は24年度から引き続いて10・00%となるが、和歌山支部は0・03㌽低い9・97%で、現行の10・02%からは0・05㌽減となる。
 協会けんぽ和歌山支部によると、保険料率は昨年度の実績値に来年度見込みとの比率を乗じて算出されるが、同支部は加入者数と標準報酬月額(被保険者の月収)が伸び、医療給付費の伸びが鈍化したことが引き下げの主な要因となった。 
 和歌山支部の健康保険料率は4月分(5月納付)以降、平均的な被保険者(月収26万円)の場合、1カ月当たりの保険料額は130円減の2万5922円(労使折半後で65円減の1万2961円)。同時に40~64歳の被保険者が負担する介護保険料率(全国一律)も現行の1・72%から0・14㌽減の1・58%に引き下げられる。