印南町は9日、12日から開会する議会3月定例会に提案する平成27年度一般会計予算案を発表。新庁舎建設費など前年比19億2574万2000円(39.6%)増の67億8898万円で過去最大規模となった。
 前年と比べて増加要因となった新庁舎関係では、工事請負費約14億円を中心にシステム構築委託料約1億3400万円、用地購入費約1億3500万円など合計約18億円となっている。新庁舎は印南地内にある高台神子ノ尾団地で進めており、29年4月1日からの供用開始を目指している。このほか、避難道路整備や高齢者外出支援、不妊治療助成などを盛り込んでいる。
 議案では一般会計予算を含め、国の法改正による条例改正を中心に30議案を提案する。