10日朝、御坊市名田町楠井地内で駐車中の乗用車の一部が燃える火災があったが、幸いけが人はなかった。
 現場は印南町に近い下楠井漁港前で、午前8時20分ごろ、車で通りかかった地元の男性(55)が、駐車中の車から煙が出ているのを発見。近づくと小さい火が見えたため、近くの消防団員に連絡した。団員が119番通報するとともに地元消防団が出動。第一発見者の男性も近くのJA集荷場にあった消火器で初期消火したが消し切れず、すぐに到着した消防団が放水。御坊市消防隊も放水し、8時39分に消し止めた。車はエンジン部分など前部が燃えた。所有者の男性が1時間ほど前に乗ってきて止めたあとは無人だった。原因は分かっておらず、同消防や御坊署が調べている。