印南町のいなみこども園(木村正直園長、園児238人)で25日、防犯教室が開かれ、園児がきしゅう君の家への駆け込みなどを実践した。
 印南町の補導委員やセンター職員が人形劇を披露し、不審者に声をかけられたときの対処の仕方を分かりやすく指導した。続いて補導委員が不審者役となり、園児に声をかける訓練を行った。「一緒に遊びに行こう」などと話しかけると、園児は走ってきしゅう君の旗が立っている場所へ逃げ込み、「車に乗ったおじさんだった」「マスクをかけていた」などと特徴をしっかり伝えていた=写真=。御坊署員からは不審者対応の心得「いかのおすし」を教えてもらい、楽しみながら知識を深めていた。