日本拳法の和拳連御坊支部(山田佳伸支部長)は11日、由良町で恒例の寒稽古を行い、6歳から42歳の道場生20人が海に入って心身を鍛錬した。
 白崎郵便局に集合し、大引海水浴場までランニング。浜辺ではダッシュやスパーリングなどを行い、最後に海に入って基本稽古を実践。寒さの緩んだ一日だったものの、男子は上半身裸で冷たい海に入り、「エイッ」と気合の入ったかけ声を響かせながら突き、蹴りの基本を約20分繰り返した。山田支部長は「来月から全国大会の出場権を獲得できる県大会があるので、それぞれの目標に向かって突き進み、何かをつかんでほしい」と話している。