日高高校(上田優人校長)は26日、中国から留学している孫益民君(2年)の帰国を前に、報告会を開いた。
 孫君は中学校に入学した約4年前から日本語の勉強を始め、昨年3月に来日、4月から日高高校で他の生徒とともに学んできた。報告会では、日本で経験したさまざまなことをスクリーンで紹介。印象的だったことについては、昨年10月のアジア高校生フォーラムで実行委員を務めたことを振り返り、「英語でのやり取りで、みんなの力になれたことがうれしかった」などと話した。このほか日本の高校は進路指導がしっかりしているなどの感想を紹介し、「将来は日本と関係がある仕事に就きたい」と話した。最後は集まった生徒らとともに記念撮影を行った。
学校生活は30日までで、2月5日に帰国する。