みなべ町の梅農家で組織する紀州みなべ梅干生産者協議会(金川博巳会長)は22日までに、うめ振興館など6カ所に個包装した梅干しなどがカプセルに入ったガチャポンを設置。若年層をターゲットとした取り組みで、金川会長は「これから観梅シーズンを迎えるし、ことしは国体も開かれる。大勢の人に利用してもらってPRにつながれば」と話している。
町内の梅農家らで結成するみなべ町コラボキッチン(坂本国之代表)が昨年9月、「ガチャポンの景品に梅干しを入れると、子どもたちや若い人に梅をPRできるのではないか」と紀州みなべ梅干生産者協議会に提案したのがきっかけで実現した。ガチャポンは「みなべの梅干し~梅干し音楽堂~」と名づけて商品化。基本的に2Lサイズの梅干しだが、10個に1個の割合で大玉(4L~5L)の梅干しが〝当たり〟として入っている。「白干し梅」「ハチミツ梅干し」「しそ梅干し」「こんぶ梅干し」の4種類がある。白干しにはクラシックの指揮者、ハチミツにはポップスの歌手、しそにはフォークソングのギタリスト、こんぶにはダンサーと、それぞれキャラクター(マグネット式シール)が一緒に入っている。〝当たり〟の大玉梅干しは、キャラクターは同じだが背景がオレンジ色の〝プレミアムカラー〟になっている。梅の歴史や南高梅の由来を説明した紙も同封。町内ではうめ振興館(谷口)のほか、JA紀州ほんまもん産地直売所(東吉田)、国民宿舎紀州路みなべ(埴田)、鶴の湯温泉(熊瀬川)、紀州南部ロイヤルホテル(山内)に設置。東京都のアンテナショップ「わかやま紀州館」にも置いている。料金は1回200円(税込)。21日にはうめ振興館に設置したガチャポンの除幕が行われ、金川会長は「コラボキッチンの企画で設置できた。梅の消費宣伝につなげたい」、坂本代表は「人気が出れば、アスリートをターゲットとしたガチャポンがあってもいいのではないかと思う。楽しみながら梅に関心を持ってほしい」と話していた。

