プロ野球・千葉ロッテマリーンズの投手3人が15日、御坊市の少年野球チーム名田黒潮の選手たちと交流し、子どもたちは憧れのプロ選手に笑顔がはじけた。
 訪れたのは、2014シリーズで抑えとして31セーブを挙げ、日本代表侍ジャパンでも活躍する西野勇士投手(23)、近大新宮出身の中後悠平投手(25)、黒沢翔太投手(26)。名田黒潮の保護者と西野さんが個人的に親交があり、御坊市を訪れた際に子どもたちが練習する名田小学校グラウンドにも立ち寄った。
 西野さんらはフリー打撃のマウンドにあがり、メンバー23人は順番にバットを握り、うれしそうにプロの球を打ち返していた。センター前へクリーンヒットを打ち返した上山翔摩君(5年)は「プロ選手の球を打ててうれしかった。ぼくも将来は侍ジャパンに入れるように頑張りたい」と目を輝かせていた。西野さんは「思っていたよりみんなうまい。この中から将来プロ選手が出てくれるとうれしいです」と選手たちに目を細めて話していた。