日高川町の林三味線教室(代表・林昭世日本民謡協会教授)は12日にみなべ町埴田の国民宿舎紀州路みなべで「新春民謡・三味線おさらい会」を開き、県内から集まった教室生ら約30人が練習の成果を披露した。
 教室生はきれいな着物やりりしいはかま姿で登場。「南部酒屋元すり唄」「祇園小唄」「こきりこ節」「ゲイシャワルツ」など約50曲を次々と演奏した。三味線の音色と歌声が調和した日本伝統の音楽に、来場者らはじっくりと耳を傾けていた。友情出演で花柳流の踊りもあり、大きな拍手が上がっていた。
 同教室は毎月第2、第4金曜日午後7時半から谷口の生涯学習センターで開いている。「興味のある人は気軽に見学に来て下さい」と呼びかけている。詳しい問い合わせは林代表℡0738-22-4400。