県内でインフルエンザの感染者が増えており、県は13日までに注意報を発令した。
 県内50医療機関からの患者報告数が第52週(昨年12月22~28日)で1医療機関当たり20.14人となり、注意報基準値の10人を大きく超えた。御坊保健所管内は7人だが、新学期が始まってこれから感染が増えるとみられ、注意が必要となっている。同保健所では症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけており、「とくに乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人は重症化の恐れがあるので、感染した場合の対応についてあらかじめかかりつけ医に相談しておいてください。うがい、手洗い、バランスのとれた食事で予防にも努めてほしい」と話している。