日高川町中津特産の山の芋がシーズンを迎え、船津の道の駅SanPin中津では、地元住民や観光客らに人気となっている。
 中津地区では、十数年前に特産化への取り組みを始め、数軒の農家が栽培に携わっている。山の芋は、大きくでこぼこした形で、自然薯や長イモより粘りが強いのが特徴。とろろやマヨネーズ和え、チップス、お好み焼きなどさまざまな料理で味わえる。タンパク質と消化酵素が多く含まれており、栄養食材としても知られ、消化促進、疲労回復などに効果があるという。
 SanPinでは1袋数個入りで200円~650円(100㌘当たり100円程度)で販売。「調理は簡単。とてもおいしいですよ。一度味わってみて下さい」とPR。山の芋のほか、丸山芋やつくね芋なども販売している。