冬の風物詩の大根干しが各所で始まり、みなべ町埴田地内でもみられるようになった。
 たくあんをつくる工程の1つで、大根を天日干しにする作業。干したあとは、ぬか漬けにして仕上げる。
 畑に約5㍍程度の鉄柱のなるに4、5本ずつ束ねられた大根がつるされている。近くに住む女性(71)は「いまは手づくりでたくあんをつくる家庭が少なくなったように思う。家庭のたくあんにはそれぞれ違った味があっておいしいですよね」と話していた。