県内のインフルエンザ患者が急増し、県は流行シーズンに入ったとして一層の予防対策を呼びかけている。
 県内の50医療機関からの患者報告数は、第50週(12月8~14日)で149人。1病院当たりの患者数が3.04人となり、流行の目安となる1人を超えた。和歌山市や岩出市、橋本市で患者数が増え、御坊保健所でも1病院当たり1.33人となっている。同保健所では「こまめにうがいと手洗いを実践し、室内では加湿器などで適切な湿度を保ち、バランスのとれた栄養と十分な睡眠で健康管理に努めましょう。乳幼児や高齢者、基礎疾患のある人はとくに重症化に注意しましょう」と話している。