来年2月3日告示、同8日投開票の任期満了に伴う日高町議選で18日、かねて立候補が取りざたされていた荊木の新人男性が正式に出馬を表明した。
 出馬表明したのは会社代表・清水和人氏(55)=荊木375―1=。昭和57年3月、阪南大商学部商学科卒業。大東市の製造会社勤務などで18年間、地元を離れたあとUターン。田辺市の梅干し製造会社勤務を経て梅干し加工品販売の会社を起業し、代表を務めている。出馬に当たっては「(地元町議の)楠(新一)氏にお声をかけていただき、また地域の若い人たちにも要請を受け、その熱意に応えなければと決断した」とし、「日高町で生まれて育ち、町勢発展へ微力ながら協力していきたい」と抱負を語った。公約には地場産業の育成や防災対策の強化を掲げた。
 町議選には現職7人が出馬の構え。正式に立候補を表明した新人は清水氏を含めて3人だが、その他にも出馬の意思を固めている新人らが計3人いる。いまのところ定数11に対して2人オーバーの選挙戦が確実となっている。