アマチュアシュートボクシングの全日本選手権王座決定戦2014(21日、東京都)に出場する和拳連日高支部チーム日高所属で和歌山病院勤務の入田和樹さん(27)=日高川町入野=が15日、市木久雄町長を表敬訪問した。
 入田選手は一般ヘビー級の西日本チャンピオンで、王座決定戦では東日本チャンピオンと3分3ラウンドマッチで対戦する。市木町長は「出場おめでとうございます。頑張って全国チャンピオンになって下さい。応援しています」と激励。入田選手は「日ごろやっている日本拳法が防具を外してどこまで通用するのかと思い、シュートをやり始めました。西日本を制すまでが大変でした。王座決定戦では全国に日高川町をPRできるよう頑張ってきたい」と健闘を誓った。
 アマチュアのシュートボクシングは、グローブとヘッドギアを装着し、パンチ、キック、投げ、立った状態での関節技で戦う本格格闘技。入田選手は、シュートボクシング初参戦ながら関西地区大会を制し、さらに西日本代表決定戦で東海地区代表選手を破り、王座決定戦の出場権を獲得した。