第8回きのくにロボットフェスティバル(実行委員長・吉田擴御坊商工会議所会頭)は、14日午前9時半から市立体育館で開かれる。注目のスーパーロボットショーでは国内企業や韓国の人型ロボットが登場し、デモンストレーションを披露。ほか小中学生ロボット選手権など多彩に催す。今回は仁坂吉伸知事の提案を受けて特設ステージを会場中央に設営し、リング観戦のようなスタイルで来場者が見物できる。

 スーパーロボットショーに参加するのは独立行政法人産業技術総合研究所の人型ロボット「HRP-2」、消防庁の偵察ロボット「FRIGO-M」、高専ロボコン2014で技術賞を受賞した和高専や上位入賞校。韓国からは、伝統公演芸術振興財団の伝統文化ロボット、制御ロボットシステム学会の人型ダンスロボット、ソウル光云大学のトランスフォーマーロボット(2014年度国際ロボットコンテストマルチミッションチャレンジ優勝)が登場する。

 全日本小中学生ロボット選手権には本県はじめ、近畿、関東、東海、中国、四国から計70台が出場。紙コップ移動などの競技で優勝を争う。高校生ロボットコンテストには紀央館など県内5校から8台がエントリー。花束リレーで争う。会場では小中学生発明の「私たちのくふう展」や市少年少女発明クラブ展、地元バザー、きいちゃんグッズ配布などもある。入場無料。特設ステージのプログラムは次の通り。

 開会式(午前9時半~)▽HRP-2実演(10時10分~)▽全日本小中学生ロボット選手権小学生の部(10時半~)▽韓国ロボット実演(11時50分~)▽同ロボット選手権中学生の部(午後0時20分~)▽FRIGO-M実演(1時50分~)▽きのくに高校生ロボットコンテスト(2時10分~)▽HRP-2実演(2時40分~)▽高専ロボコンパフォーマンス(3時~)▽表彰、閉会式(3時半~)

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産総研の「HRP-2」

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韓国のダンスロボット