御坊市の人口減が加速し、ついに2万5000人を割り込んだ。
 11月末の集計では2万4999人。市の人口は昭和50年代で3万人を超えていたが、以後右肩下がりに減少。平成に入って3万人を割り、以後も歯止めがきかず減少を続けてきた。子育て支援施策の充実や企業誘致の推進などで人口減対策を進めているが、追いつかないのが現状。第4次御坊市総合計画によると、目標年次の平成32年度の人口を2万5000人に設定。自然減に伴う人口は約2万4000人となるが、企業誘致や定住促進策で1000人増やす見込みを立てている。しかし、すでにこの人口設定を下回った格好で、予想以上に人口減が深刻な状況。
 11月末人口の内訳は男1万1965人(前月比1人増)、女1万3034人(18人減)。世帯数は1万770戸(3戸減)。