御坊市島、御坊・日高障害者総合相談センター内で、障害者を対象に衣類などのアート作品作りを進めているNPO法人ワークス・アールブリュット推進協議会(認証申請中)は、7日午前10時から日高総合病院で行われる地域ふれあいフェスタに参加し、作品を展示、販売する。
 Tシャツなどに障害者が独特の感性で絵を描いた世界に一つだけの作品。会場では「新聞を見た」と言うと、1000円引きで販売する。他の障害者アートと違って、100%障害者自力の作品というのが特徴で、「わわわアールブリュット」のブランド名も付けている。「わわわ」は「和歌山からワールドにつなぐ輪」を意味しており、作品作りの教室で「わーわーわー」と楽しい声が響き渡ることもあり、名付けられた。
 作品作りの教室は昨年4月からスタート。以後、フランスで2回、大阪で3回の展示会プロモーションを行ったところ、大阪の大手企業との契約成立などで活動の幅が広がっている。