美浜町、松原小学校(前田嘉信校長)の4年生29人が2日、総合的な学習で松林の保全活動を行い、ノコギリを使って枝打ちや間伐作業を体験した。
 ふるさと美浜のシンボル、煙樹ケ浜の松林を守り育てようと、同校では毎年、町や日高振興局林務課、県林業試験場、煙樹ケ浜保安林保護育成会などの協力を得て、児童の松林の環境保全学習を実施。今回は新浜地内の王子公園周辺の松林で行われ、町産業建設課の職員と保安林保護・管理の作業員が講師を務めた。
 子どもたちは4つのグループに分かれ、松の生育がよくなるよう枝を切ったり、力を合わせて直径10㌢程度の松を切り倒した。