障害を積極的にとらえ、いきいきとした社会生活を送っている障害者をたたえる県の紀の国チャレンジド賞等の受賞者が決まり、本年度は障害を克服して自立生活を送っているチャレンジド賞(自立更生者賞=知事賞)に7人、障害者の生活を支援しているチャレンジド・サポート感謝状(知事感謝状)に9人が選ばれた。本紙エリアでは、御坊市の藤並茂美さん(58)と印南町の長井保さん(39)にチャレンジド賞、田辺市龍神村の小川公代さん(75)に更生援護功労者としてのチャレンジド・サポート感謝状が贈られる。
 県障害福祉課の発表によると、藤並さんは事故により肢体障害者となったが、就職して仕事に頑張り、5年前には優秀勤労障害者として厚生労働大臣表彰を受賞。スポーツジムに通って健常者と交流を深め、御坊市身体障害者福祉協会の活動にも取り組んでいる。
 長井さんの障害種別は精神で、統合失調症を発症後、リハビリを重ねながら自立への道を歩み、転職を重ねながらも地域で独立して生活。社会的活動にも熱心に取り組み、県精神障害者団体連合会の会長として、同じ障害のある人たちの自立を支える活動を行っている。
 小川さんは旧龍神村身体障害者連盟のころから長年にわたり地区役員を務め、連盟の運営、発展に尽力。地域の活動にも積極的にかかわり、温和で明るい性格で会員からも慕われ、よき模範となっている。
 
 表彰状、感謝状の授与式は、5日午前11時から県庁正庁で行う。