県と県農業協同組合中央会主催の郷土食体験が19日に切目小学校で行われ、5、6年生が郷土料理作りを学んだ。
 メニューは印南町特産のキヌサヤを使ったかき混ぜご飯。サバの骨で作っただし汁にサバの身やちくわ、こんにゃくなどを加えて煮込み、最後に温かいご飯と混ぜて完成。三角巾とマスク、エプロンを身に着けた子どもたちは、包丁などを使って丁寧に調理していった。みそ汁とみかんゼリーも作った。
 調理のほか、JA紀州からキヌサヤについての説明も受けた。