「春の高校バレー」で親しまれている第67回全日本バレーボール高校選手権の県大会は18日、和歌山ビッグホエールで決勝戦が行われ、男子は開智、女子は信愛が優勝。来年1月5日から東京体育館で開かれる全国大会への出場を決めた。両チームには地元選手もメンバー入り。決勝では開智男子の濵中晴貴選手(2年、大成中卒)、信愛女子は宮﨑優奈(3年、南部中卒)、冷田桃子(3年、丹生中卒)、石川真奈(2年、印南中卒)の3選手が強烈なスパイクや堅実なレシーブでチームの勝利に貢献した。

 開智男子は3―0(25―9、25―14、25―15)で和歌山工を圧倒し、20年連続20回目の優勝を飾った。ライトアタッカーの濵中選手はフル出場。188㌢の長身とジャンプ力を生かした強烈なスパイクを相手コートにたたき込み、力強いジャンプサーブでも相手を崩すなど持ち前の攻撃力を発揮した。「1セット目はよかったが、2、3セット目はミスから失点する場面が多く、自分たちのプレーができなかった」と優勝にも課題を挙げ、「全国制覇という目標への通過点。本番までに一つ一つのプレーの精度を上げたい」とこぶしを握っていた。

 信愛女子は3―0(25―12、25―15、25―20)で昨年フルセットで敗れた開智にリベンジ。3年ぶり30回目の全国切符を手にした。地元3選手は決勝の舞台でほぼフル出場して勝利に導いた。ライトアタッカーの宮﨑選手は力強いスパイクやブロック、堅実なレシーブでもチームに貢献した。「こぼれ球のレシーブに課題があったので、本番までに修正したい」と表情を引き締めた。センターアタッカーの冷田選手はキレのあるスパイクや速攻、守備でもナイスカットでチームを救った。「移動攻撃など自分のいいところをもっと積極的に出していきたい」と力を込めた。レフトアタッカーの石川選手は2年生ながら179㌢とチーム1の長身を生かした強烈なスパイクで高い決定力を発揮した。「3年生の皆さんに助けてもらった。本番では大事なところで決められるようにもっと磨いていきたい」と気を引き締めなおし、3選手とも「全国ベスト8を目指す」と声をそろえた。

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開智男子の濵中選手 


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信愛女子の石川、宮﨑、冷田選手(左から)