田辺市龍神村柳瀬在住のチェーンソーアーティスト、城所ケイジさん(47)らが中心の龍神チェーンソーカービング倶楽部メンバーがことしも、22・23日に龍神ドームで開催れる翔龍祭会場で実演と販売を行う。ことしは来年のえとの未(ひつじ)がメーンで、大小さまざまなオリジナル作品を販売する。来年が年男となる城所さんは「木の温かみや龍神村のよさを感じてほしい」と多くの来場を呼びかけている。
城所さんはチェーンソーアート世界チャンピオンにも輝いた日本の第一人者で、全国各地でカービングショーや個展、講習など開催している。翔龍祭に参加するようになって9年目。毎年実演販売しており、昨年は目玉として7㍍にもなるティラノサウルスを制作した。ことしは来年のえととなるヒツジが中心。すでに制作しているものや、当日は関西を中心にしたカービング倶楽部メンバーのアーティスト10人前後が実演、即売を行う。「馬や龍などはよくありますが、ヒツジの置物ってあまり多くないので、彫るのも案外難しいんですよ」と城所さん。リアルなものだけでなく、子ヒツジなどかわいい作品も出展する予定で、「えとの置物を求めるお客さんは多いので、飾りやすいよう小さい彫刻も制作するつもりです」と来場者に喜んでもらうことを常に考えている。値段は5000円から数十万円のものまで、大小さまざまに取りそろえることにしている。
愛知県出身。アメリカ人のチェーンソーアーティストと知り合い、「この技術を取り入れて林業の活性化に結び付けたい」と2000年からこの道に進んだ。使うのは地元龍神村のスギにこだわっており、「チェーンソーアートを通じて木や田舎の魅力に少しでも触れてもらえれば」と願っている。

