全国高等専門学校連合会、NHKなど主催の「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2014」近畿地区大会が26日に兵庫県高砂市高砂市総合体育館で開かれ、和高専Aが技術賞を受賞。審査員推薦を受け、9年連続となる全国大会(11月23日に東京両国国技館)出場を決めた。
 今大会の競技は、出前ロボットが蒸籠(せいろ)を出前先に届ける「出前迅速」。スタート地点の店から出前先の間には、スラローム・角材・傾斜の3つの障害があり、これらを乗り越えて、競技時間3分間で少しでも多くの蒸籠を出前したチームが勝利となる。
 7校から14チームが出場。電気情報工学科の前井康秀君(4年)、竹中未来君(4年)、安村啓太郎君(2年)の和高専Aはロボット「鯨走軽迅(けいそうけいじん)」で挑んだ。結果は準決勝で敗れてしまったが、2回戦で本大会中最も多い33枚の蒸籠を運ぶことができ、見事技術賞に輝き、優勝の神戸高専A、審査員推薦の舞鶴高専Aとともに全国出場を決めた。近畿大会は11月16日午前11時からNHK総合で放映。