芝画伯は昭和49年に日高高校を卒業。多摩美術大学大学院で絵を学び、抽象絵画や神獣・霊獣などの絵を手掛け、作品は日本各地をはじめ、アジア、北米など世界でも評価されている。また美術大学や専門学校の講師も務めている。
 寄贈式では芝画伯もメンバーになっている東山の森Arkの東代表が絵を説明。「プラチナ箔や金箔を用いた神獣『白澤』の絵で、野口のとび山(標高150.62㍍)や御坊市の花木ハマボウなどもあります」などと紹介。「白澤は守り神。厄をはらって社会に出る皆さんの背中を押してくれると思います」と話した。生徒たちは著名な画家となった先輩の作品に興味深そうに見入っていた。絵は校長室に、レプリカを記念館に飾ることになっている。
 文化祭では箏曲部やフォークソング部、ブラスバンド部、合唱部の部員による演奏や歌があり、生徒たちとともにアジア高校生フォーラムで来日している各国の高校生も楽しんでいた。