日高町九絵の町づくり推進実行委員会(山田理司委員長)主催の地域PRイベント「クエ・フェア」が4日、産湯海水浴場駐車場で開催され、県内や京阪神から多くの観光客が詰めかけにぎわった。
 名物クエ料理(クエ鍋、クエ飯、クエ寿司)のテント前には、午前11時半の開会前から長蛇の列ができた。中でもクエ鍋は大人気で、女性スタッフらが大鍋で豪快に作るのを笑顔で眺めながら順番が来るのを待つ姿がみられた。友達に誘われて初めて来たという大阪の井元喜美子さん(67)は、「順番待ちは大変でしたが、このおいしさは大阪から来る甲斐があります。これからシーズンなのでまた日高町に来ます」と笑顔がはじけていた。
 台風の影響で少し風の強い一日となったが、会場ではクエの解体ショー、重さ当てクイズ、わんだーらんどのステージなどがあり、盛り上がっていた。