今月26日で、来年9月に開幕する「2015紀の国わかやま国体」までちょうど365日。山岳競技と軟式野球の開催会場になっているみなべ町の実行委員会(小谷芳正実行委員長)は26日朝、役場庁舎玄関前にカウントダウンのボード(1・6㍍四方)を取り付けた。小谷委員長は「この看板を見て、町民の機運を一層高めてほしい」と話している。
 ボードは玄関左側に設置。この日はマスコットキャラクターのきいちゃんも訪れた。実行委員長の小谷町長は「いよいよ残り1年になった。町民には運営のボランティアとして、ぜひ協力してもらいたい」と話していた。ボードには「あと 365日」と表示。今後、マグネットで表している数字の数を毎日変え、カウントダウンさせていく。梅干し、青梅、梅の花を持った「ご当地きいちゃん」もデザインされている。ボード付近には「選手の皆さん がんばって下さい」などと応援メッセージが書かれたマリーゴールドのプランターも設置されている。
 国体は来年9月26日に開幕し、10月6日までの期間に県内各会場で競技が行われる。みなべ町で実施される山岳競技は、10月3日から5日まで3日間にわたり、南部高校と南部小学校の2施設でリード種目とボルダリング種目が行われる。軟式野球の日程は10月2日で、千里ヶ丘球場が会場となっている。今後、町内では来年6月6・7日に山岳競技のリハーサル大会が開かれる。6市町が会場となっている軟式野球大会のリハーサル大会は、すでに5月に開催された。