日本商工会議所(三村明夫会頭)の第120回通常会員総会が18日に東京都の帝国ホテルで開かれ、席上で御坊商工会議所(吉田擴会頭)が事業活動功労表彰を受けた。平成19年から開催しているきのくにロボットフェスティバルを通して、ものづくりの人材育成や地域活性化に貢献していることが評価。全国514商工会議所のうち、ことしの同表彰は7件だけで、御坊商議所にとって初の受賞となった。
総会は来賓に安倍晋三首相や各党の党首、代表を迎え総勢840人が出席して開かれ、表彰では壇上で三村会頭から吉田会頭に賞状が手渡された。御坊商議所は、地元和歌山工業高等専門学校が全国高専ロボットコンテストで2年連続準優勝したことをきっかけに、同校や県、県教育委員会、御坊市、市教育委員会などと連携してきのくにロボットフェスティバルを開催。平成25年で第7回を迎えた。同フェスティバルでは小中学生、高校生のロボットコンテストを行うほか、全国高専ロボコンの上位校や日本、韓国、中国など最先端のロボットを迎えてデモンストレーションを披露。科学技術への関心を高めてもらうとともに、ものづくりの人材育成に寄与。当初、コンテストは和歌山県内だけの参加だったが、近畿圏内、福井、岐阜、徳島県にも輪が広がった。また、御坊市が「ロボットのまち」として定着し、新たな産業が集積する先進地域となることを目指し、地域での産学技術交流を促進。コンテスト参加者が和高専に進学してロボット製作に携わり、地元企業への就職率が高まるなどの成果も上げている。
吉田会頭は「二階俊博代議士はじめ県、御坊市、和高専など関係者の努力のおかげ。全国でも数少ない表彰で光栄の至りです。第8回となることしも素晴らしいロボットを呼ぶことになっており、一層充実した大会にして多くの人に来ていただきたいと思います」と話している。

