自民党総務会長で同党日本モンゴル友好促進議員連盟顧問の二階俊博代議士が17日、モンゴル国最高位の国家勲章「北極星勲章」を受章した。
 授与式は東京都渋谷区のモンゴル大使館で行われ、同連盟会長の林幹雄代議士=千葉県選出=とともにフレルバータル駐日モンゴル大使から勲章が伝達された。フレルバータル大使は「議員連盟は日本とモンゴルの戦略的パートナーシップの実現、政治的交流、経済、文化、教育、地方交流などいろいろな方面から支えて応援、支援して下さった。おかげで両国のパートナーシップの関係は、この1年間で本当に変わった。議員連盟幹部の2人の協力のたまもので、大統領から勲章を贈ることになった」とあいさつした。二階代議士は「今秋の日高高校100周年行事にモンゴルから2人の高校生と引率の教官が訪問し、日高地方でホームステイも計画されるなど、両国の親善が期待されている。相撲では以前は朝青龍、いまは白鵬らの横綱が日本で大活躍している。受章は大変光栄であり、友好親善のため一層力を尽くしたい」と述べた。
 北極星勲章は過去に海部俊樹、森喜朗、羽田孜元首相らそうそうたる顔ぶれが受章。二階代議士は昨年1月に韓国最高位の国家勲章「金塔産業勲章」(1等級)を授与されるなど、国際的にも信頼、評価が高まっている。