南部長寿大学(山本賢学長)は16日に南部公民館で開講し、受講生ら約90人がフラダンス観賞などを楽しんだ。
 講師は田辺市在住でフラ教室「アロハ・ブーヴァイ・オ・フラ」主宰の武井玲子さん(67)。演題は「私とフラと人生と」。武井さんは16年前に大阪から同市に移住した。フラダンスは30年近く前にハワイで見たのがきっかけで、いまでは教室を主宰。子どもからお年寄りまで指導している。講演では現状の生活などについて紹介し、「大阪から引っ越してきた当初は生活環境の違いから悩みもあったが、和歌山でフラを始めて大勢の皆さんと交流ができた。いまでは悩みもなく、フラを通じて頑張っていきたい」と話した。このあと実際にダンスを披露。教室生2人も一緒に踊り、受講者は華やかな踊りに拍手を送っていた。