残暑が続くがみなべ町では早くも稲刈りが始まり、秋の風物詩のなる掛けがみられる。
 埴田の藤川満夫さん(62)も1日、南部平野内にある田んぼで稲刈りを行った。5月に植えたコシヒカリがすくすくと育ち、収穫時期を迎え、家族と親戚の5人で作業。稲刈り機で刈り取り、束ねた稲をなるに掛けていった。天候にもよるが、1週間程度天日干しして脱穀するという。今後、龍南地方では稲刈りの本番を迎える。住民らによると、最近はコンバインが普及したため稲を天日干しする光景は少なくなっているという。