長い夏休みが終わり、児童生徒たちは2学期が始まった。ことしの夏といえば雨の一言に尽きる。雨が降らなかった日を探すのが難しいくらい。広島県の土砂災害など全国的に豪雨災害が多発した異常な夏だった。日高地方では台風11号で冠水や崩土などが発生したが、幸いけが人はなし。交通事故や水の事故の犠牲者もなく、各学校とも子どもたちが元気に登校してくれていることに何よりほっとしているだろう。2学期は進学や進級準備に大事な時期。子どもも先生も気を引き締め直さなければならない。
先日、小学6年と中学3年を対象に行われた国語と算数(数学)の全国学力テストの結果が発表され、和歌山県は小学6年の国語が最下位など小中学校のすべての項目で全国平均を下回った。2007年から毎年行われており、インターネットで調べてみると各都道府県の取り組みなどが紹介され、以前は最下位が多かった沖縄県が向上しているなどの記事もあった。ただ、個人的には最下位だろうが1位だろうが「あ、そうなんや」というくらいの思いしかない。もっと関心を持つべきなのだろうが、いやそれよりももっと改善すべきことがあるように思う。
少子化で日高地方の児童生徒数は減少の一途。とくに中学校のクラブ活動は団体競技など単独では成立していない学校もあり、合同チームは年々増えている。入りたいクラブが活動していないこともあるだろう。そんなことで子どものやる気は育つのだろうか。勉強ができればいいってもんじゃない。教育行政にかかわる方々は、保護者や学校現場の声を聞き、このままでいいのか検討する時期だと思う。 (片)

