印南町清流小学校の児童76人は19日、同校でアユのつかみどり体験を行った。
 切目川漁協、日高川漁協、県内水面漁協連合会が協力。グラウンドに作った特設のいけすにアユを放し、児童たちが中に入って捕まえた。素早く動くアユを水しぶきを上げながら追いかけ、捕まえてもぬるっと滑って逃げられるなど、みんな大はしゃぎ=写真=。なかなか捕まえられない子もいれば、びしょびしょになりながら何十匹も捕まえる子もいた。アユは炭火で焼いて食べさせてもらい、3年生の中北七智君は「ぬるぬるして捕まえるのは難しかった。アユは大好きです」とうれしそうにほお張っていた。
 取り組みは2回目。昨年は塩焼きの提供だけだったが、今回はより身近に触れてもらおうとつかみどり体験も行った。