御坊署は、ことし1月から6月末までの上半期の人身事故多発交差点ランキングを発表した。ワースト1は御坊市内の国道42号松原通りで、4件が発生した。
 4件の内訳は車と歩行者の衝突2件、車と自転車の衝突1件、車同士の衝突1件。いずれも出合い頭衝突で、歩行者、自転車とぶつかった3件はすべて車が右折しようとしたときに発生している。ワースト2は発生件数2件で7カ所あり、前年最も多かった国道42号財部交差点南側や大浜通り、市立体育館前交差点などですべて御坊市内。形態では出合い頭と追突が目立った。物損事故を含めた発生件数では、市立体育館前の国道42号信号交差点が10件で最多だった。御坊署の浅見行利交通課長は「交差点での事故は全事故の半数以上を占めています。少しの注意で防げるケースがほとんどなので、運転や横断は安全確認を徹底してほしい」と事故抑止へ協力を求めている。