地域の救急医療の充実・強化に功績のあった医師や医療機関をたたえる知事の救急医療功労者表彰・感謝状の受賞者が決まり、ことしは知事表彰に1団体と6個人、知事感謝状に7個人が選ばれ、日高地方からは由良町里、竹内医院院長の竹内伸也氏(60)が知事表彰を受賞する。
 竹内氏は昭和60年8月、父隆也氏の跡を継いで竹内医院院長となり、平成6年3月まで由良町内3医院による単独の休日輪番当番医制に参加。同年4月から御坊広域休日急患診療所の当番医、12年4月から日高医師会理事となり、20年4月からは救急医療と御坊広域休日急患診療所の担当理事として、災害時等の緊急連絡網の整備、急患診療所の当番医表の作成などを進めた。
 今回の受賞には、「私自身の功績ではなく、日高医師会の皆さまのご支援、ご協力があっての受賞。表彰は医師会としていただくものと受け止めています」と話している。
 表彰・感謝状は24日午後1時半から和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれる救急災害医療研修会で贈呈される。