印南町は8日、公民館で全職員研修を開き、町の防災への取り組みなどについて学んだ。
 町の重要施策を職員全員で共有しようと定期的に開いている研修で、今回は2回目。防災では衛星電話や無線機器の使用方法、耐震や自主防災組織への補助事業などを説明。町内4カ所に備蓄している非常食については、実際に試食し味などを確かめた。
 非常用のパンを試食した職員は「思ったより通常のパンに近く、カロリーも高いため災害時には十分役立つと思う。やわらかいのでお年寄りにも食べやすい」などと話していた。この日は防災のほか上道改良住宅建替事業、紀の国わかやま国体についても説明があった。