北方領土返還要求運動和歌山県民会議(会長・坂本登県議会議長)などは県内の子どもたちの領土問題に関する意識高揚を目的に、2日から4日まで、日高附属中学校の生徒ら中学生22人を北海道根室市に派遣する。
 中学生の派遣事業は北方領土返還要求運動県民会議、県北方領土問題教育者会議、独立行政法人北方領土問題対策協会の3者が共同実施。北方領土隣接の根室市で納沙布岬、四島の架け橋、祈りの火、北方館等を見学、返還要求根室市民大会に参加し、長谷川俊輔市長を訪問、同市と富山県の中学生との交流会などにも参加する。
 和歌山県からは日高附属中の10人のほか、橋本市の県立古佐田丘中から5人、白浜町の日置中から7人、3校の引率教諭ら6人が参加する。