今季最高気温の37.5度(川辺観測所)を記録した25日から27日にかけて、日高地方で熱中症で病院搬送されるケースが9件相次いだ。
 御坊市消防は25日に83歳の女性と31歳の女性、26日に58歳男性を搬送した。2人は室内、1人は倉庫で作業中に体調に異変があり、83歳女性が重症。日高広域消防は26日に5件、27日に1件出動。14歳から62歳までの男女6人で、野球の試合中や野球観戦中、畑仕事中など屋外が5件、屋内1件で、2人が中等症だった。梅雨明けから連日暑い日が続いており、今後も熱中症患者が増えることが予想され、両消防では水分補給や無理な作業はしないなど予防対策を呼びかけている。