29日の「土用の丑」に向け、御坊市内のうなぎ専門店川常(湯峯常弘代表)では、連日注文が殺到し大忙し。周辺には、かば焼きのおいしそうな香りが漂っている。
 同店では九州を中心に仕入れたウナギを、備長炭と特製のタレで丁寧に焼き上げている。20日の土用入り以降、注文が増え、熱い炭火の前でスタッフも汗を流しながら作業している=写真=。
 湯峯代表は「ことしのウナギは品質にむらがなく、すべておいしく召し上がれます。ウナギを食べて暑い夏を乗り切ってもらえれば」と話している。「土用の丑」の29日は店頭でのテイクアウトのみの対応となる。