高野山の金剛峯寺で18日、和歌山、奈良、三重の3県議会議員が参加する第8回紀伊半島三県議会交流会議が開かれた。
 各県議会から議長、副議長、議員ら総勢25人が参加。和歌山の坂本登議長は開催県を代表して、「紀伊半島三県には高野・熊野をはじめ、伊勢神宮や吉野など多くの信仰の聖地があり、交通や医療、生活環境など共通課題もある。われわれが力を合わせ、これらの課題を克服することが大切」とし、一層の連携強化を呼びかけた。
 会議では外国人観光客に対応した環境整備として、多言語の案内板の設置、特区通訳案内士制度の創設、WiFi環境の整備など、各県の取り組み状況が報告された。