夏のわかやま交通安全運動中の15日、県警音楽隊が御坊市のオークワロマンシティで「交通安全日高路コンサート」を開き、軽快なリズムに乗せて安全運転を呼びかけた。
 正面玄関前で行い、行進曲『マンハッタンビーチ』や『プリキュア』などアニメメドレー、都はるみや沢田研二らのレコード大賞メドレーと、子どもから年配者まで馴染みのある曲を演奏。女性5人のカラーガード隊はポンポンを手にダンスを交えたパフォーマンスで盛り上げ、最後は「交通安全」の文字で事故抑止への願いを込めた。
 音楽隊の演奏中、各入り口では市内の交通安全団体関係者や紀央館高校生徒会メンバーら総勢100人が街頭啓発を行い、飲酒運転の根絶など運動の重点目標を呼びかけていた。筧一郎御坊署長も参加し、「横断しようとしている人がいれば車を止めるなど、思いやりの気持ちを持つことが事故抑止につながります」などと協力を求めていた。