南部ライオンズクラブの交換留学制度でインドネシアから大学生のミッシェル・タノウィジャヤさん(20)が来日し、14日にみなべ町の小谷芳正町長を表敬訪問した。
 「日本食や日本文化などに興味があった」と、今月9日に日本を訪れた。8月4日まで同町北道の会員、小川哲男さん(75)宅でホームステイしながら過ごす。
 表敬訪問では、ライオンズクラブの畑﨑周定会長らメンバー4人と一緒に町長室を訪問。小谷町長と歓談し、「インドネシアの大学では栄養学を学んでいます。日本の食事はおいしいし、梅ジュースも大好き」とニッコリ。梅干しについては「ちょっと酸っぱい」と苦笑い。日本については「着物や温泉に興味があります。滞在中には茶道にも挑戦してみたい」と話した。小谷町長は「ミッシェルさんは食物について勉強しているので、梅が健康にいいということを分かってもらい、インドネシアでPRしてほしい」、畑﨑会長も「日本の伝統を学んでもらい、みなべの良さや梅の良さを味わってほしい」と話していた。